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羽生結弦引退 伝説残しプロ転向、アイスショー創設の夢も 19日会見で決意表明

2022年07月19日

フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦(27=ANA)が、現役引退してプロ転向する意向を固めたことが18日、分かった。

19日午後5時、都内ホテルで開く記者会見で表明する。関係者によると、今後は競技会に出場しない。追い続けたクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)が世界初認定された2月の北京五輪後、去就を明言してこなかったが、自らの口で報告する。自身が座長のアイスショー創設という新たな夢もあるという。

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フィギュアスケート史に金字塔を打ち立ててきた羽生に、未練はないようだ。世界注目の会見案内には「決意表明の場」とあった。複数の関係者によると、羽生はアマチュア引退して今後の競技会に出ず、プロに転向する決断を下したという。昨年の全日本選手権で2連覇し、今季も日本スケート連盟の「特別強化選手」に選ばれていたが、最上位の強化指定を辞退する。

19日にも今季の出場選手が発表されるグランプリ(GP)シリーズにもエントリーしていない。引き際は美しく。来年3月には自国開催の世界選手権(さいたま)も控えるが、出場を目指す意向はないとされる。

プロのアイススケーター転身という新たな道をファンに報告すべく、極秘裏に会見準備を進めてきた。前週の実施も候補だったが、自身に4年前、国民栄誉賞を授けた安倍晋三元首相が凶弾に倒れた悲報を受けて延期したとの情報もある。

不世出の天才は孤高の道を歩んできた。14年ソチ五輪でアジア男子初の金メダルを獲得すると、続く18年平昌大会で66年ぶりの2連覇。同年、個人最年少の23歳で国民栄誉賞を受けた。3度目となった2月の北京五輪フリーでは前人未到の4回転半(4A)に挑戦。転倒こそしたが、国際スケート連盟(ISU)公認大会初の4A認定を刻んだ。

世界選手権2度優勝やGPファイナル4連覇など主要国際大会6冠「スーパースラム」も男子で初めて達成。何より国内外で愛されフィギュア人気を沸騰させた功績は、前例を見ない。

去就に関しては、北京五輪中の2月14日の会見で「羽生結弦が大好きなフィギュアスケートを大切にしながら究めていけたら」。最終日20日のエキシビション後は「(競技かアイスショーか)フィールドは問わない」と発言した。3月の世界選手権(フランス)は欠場も、アイスショー「ファンタジー・オン・アイス」は5~6月に4都市12公演を完走。中継局に対し、現役続行への意欲と取れる前向きな言葉を並べていた。

ただ、正式には進退を明らかにしていなかった。日本連盟の強化選手ページに「今シーズンもより高みを目指して頑張ります」とコメントを載せたが、昨季と同じ。ファンへ生の声で報告することを最優先した。

一般的には「アマ引退→プロ転向」となるが、羽生だけの新たな道が会見で示される可能性もある。関係者によれば、自身が座長のアイスショーを創設する次の夢もある模様だ。羽生クラスなら世界ツアーも可能だろう。指導への興味は。「最終目標」の4回転半への挑戦の形は。珠玉の名言を残してきた男から、どのような決意が発されるのか期待しかない。



Posted by bijindoll at 12:23│Comments(0)
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